キク科の多年草。日当たりのよい山野に自生し、夏には丈が1メートルにもなる。葉には菊の葉のような切れ込みがあり、裏面には白い綿毛が密生する。香りのある若葉を摘み、餅に搗き込んで草餅にする。また、丈が伸びたものは艾(もぐさ)の材料となる。「蓬摘む」も春の季語。

キク科の多年草。日当たりのよい山野に自生し、夏には丈が1メートルにもなる。葉には菊の葉のような切れ込みがあり、裏面には白い綿毛が密生する。香りのある若葉を摘み、餅に搗き込んで草餅にする。また、丈が伸びたものは艾(もぐさ)の材料となる。「蓬摘む」も春の季語。

蟇(ひき)はヒキガエル科のカエル。本州、四国、九州の山野に棲息し、ときには人家の庭に棲み着いているものもある。蜘蛛や昆虫、ミミズなどを捕食し、冬は冬眠する。仲春の頃、冬眠から覚めて地上に出た後、沼や池に紐状の卵を産む。単に「蟇」といえば、夏の季語。

雛祭は、3月3日の節句に、女の子の健やかな成長を願って行われるお祭。雛人形を飾り、白酒や雛あられをふるまって祝う。
掲句は雛祭を迎える頃の寒暖定まらない季節感を詠んだ作品。関東近辺は立春を過ぎて雪が降ることが多い。大方の雪は降って2、3日で大方融けてしまうが、畑や川原などには根雪となっていつまでも残っている。春になっても、吹く風が冷たく頬を刺すのはそのためだ。しかし、それらの雪も、雛祭の頃の雨に濡れて消えてゆく。平成26年作。
曇りがちな春の天候のこと。花曇と同様の意味だが、花時に限らず用いられる。明るい春にあって憂いを帯びた陰りを感じさせる季語。陸游の「春陰雨に成り易く、客病(かくへい)寒さを禁ぜざる」(「春雨詩」)などの漢詩に由来する。

バラ科サクラ属の落葉高木。山地に自生するほか、庭木などとして植えられる。3月ごろ、葉より先に、淡紅色の一重の花を咲かせる。姥彼岸(うばひがん)、江戸彼岸、東 (あずま) 彼岸などの別名もある。

