年が改まっての感慨を託す季語には、「去年今年」、「新年」、「年立つ」などいろいろある。時の流れの迅速を思うのもこの時季だ。
掲句は大晦日から元旦にかけての感慨を句にしたもの。前年の10月に母が亡くなり、年が去り年が来る慌ただしさのなかで、無常迅速という言葉がしきりに思い起こされた。月日の歩みは、急流にのって流れ去っていく水のようなものではないだろうか。令和2年作。
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