寒夜は寒さの厳しい冬の夜。草木は枯れ、人も獣も動きをひそめる季節。夜はしんしんと更け、ただ爛々と輝く星々が夜空を渡っていく。
掲句は肌を刺すような寒気の中で、沢山の星を仰いでいての作品。多くの星座は整然と夜空を押し移っていくが、木犀や土星など太陽系の星は時期によって所を変えて出現する。その夜は二つの星が接近したまま西へ移っていった。明治時代の正岡子規と高浜虚子の、時には反発し合いながらの子弟を越えた強い結びつきを思った。平成31年作。
寒夜は寒さの厳しい冬の夜。草木は枯れ、人も獣も動きをひそめる季節。夜はしんしんと更け、ただ爛々と輝く星々が夜空を渡っていく。
掲句は肌を刺すような寒気の中で、沢山の星を仰いでいての作品。多くの星座は整然と夜空を押し移っていくが、木犀や土星など太陽系の星は時期によって所を変えて出現する。その夜は二つの星が接近したまま西へ移っていった。明治時代の正岡子規と高浜虚子の、時には反発し合いながらの子弟を越えた強い結びつきを思った。平成31年作。
冬の一日の中でも最も冷え込むのが、明け方から朝にかけて。人の吐く息が白くなり、凍りつくような空気が肌を刺す。川や畑からは靄が立ち上る。遠くの山々は吹き澄んで、雪を頂いているものもある。

行く年は、年の暮れに当たり、一年間の出来事を振り返り、来し方に思いを巡らせる気持ちがこめられている季語。
掲句は、過ぎ去ろうとしている一年を惜しみつつ空を仰いでの作品。宵の空には早くも月が高々と上がり、それに続いて大粒の星が上ってきていた。それらを目で辿りながら、一年の間の出来事を思い浮かべた。平成27年作。
晴れた無風の夜、空気中の水蒸気が放射冷却により冷え、地面や物に触れてその表面についた氷の結晶。地面をおおう針状、柱状の結晶である場合が多いが、無定形のものもある。
