闇に山犇めいてゐる暖房車

「暖房」は室内を温める装置や器具の総称。電車などは、冬になると空調装置を稼働させて車内を暖める。

掲句は、秩父まで電車で行ったときの作品。まだ夜が明けない山裾を縫い、時にはトンネルを潜りながら電車は進んでいく。暖房の心地よさに微睡みながら、真っ暗な車窓を時折眺めた。闇に遮られて見えないながら、数えきれないほどの山々を通り過ぎて電車は進んで行った。平成23年作。

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