ムクロジ科ムクロジ属の落葉高木で山地に自生するほか、庭園にも植えられる。初夏に淡緑色の花をつけた後直径2センチほどの球形の実を結び、秋に黄褐色に熟す。中に黒く固い種子が一個あり、羽子の玉にする。

ムクロジ科ムクロジ属の落葉高木で山地に自生するほか、庭園にも植えられる。初夏に淡緑色の花をつけた後直径2センチほどの球形の実を結び、秋に黄褐色に熟す。中に黒く固い種子が一個あり、羽子の玉にする。

冬、水源地の積雪や少雨などにより流域の川や沼の水量が減り、川原の石や沼底があらわになった状態。全く涸れているようにみえて、かすかに水の流れる音がするのも、冬らしい光景だ。「川涸る」「沼涸る」「池涸る」「滝涸る」などともいう。


一声の江に横たふやほととぎす 芭蕉 元禄6年4月江戸での作。この句が作られた経緯については、同年4月29日付けの宮崎荊口宛て書簡に詳しく記されている。同年3月手許に預かっていた甥の桃印が肺病で病没し、悲嘆に暮れる芭蕉に、杉風、曾良ら門人が、「水辺のほととぎす」の題で句を作るよう勧めたという。別案に 郭公声や横たふ水の上 芭蕉 の句形もあった。いずれの句も、蘇東坡の「前赤壁賦」の「白露横江、水光接天」の詩句が下敷きになっている。芭蕉は句の優劣に迷って、門人らの判定を乞うた。そして沾徳から「・・「江」の字抜きて「水の上」とくつろげたる句の、にほひよろしきかたに思ひ付くべき」などの意見が出て、「郭公」の句の方に決まったという。
郭公声横たふや水の上 芭蕉 上掲の「郭公」の句を推敲した最終形がこの形で、『藤の実』に掲載された。「一声」と「郭公」の句形のいずれがよいかは意見が分かれるところで、私は、「一声の」の句の方が「郭公」の声の余韻が江に伸びやかに響くような気がするのであるが、いかがだろうか。
七五三は、11月15日に行う3歳・5歳の男児、3歳・7歳の女児のお祝い。神社の境内は千歳飴の袋を提げた子供たちと両親、祖父母たちで賑わう。
掲句は神田明神での光景がもとになった作品。着飾った3歳位の女児が、自分の着物の鈴がコロコロ鳴るのを喜んで駆けだすのを眺めていた。折から晴れわたった昼下がり。澄んだ鈴の音が辺りにひびいた。平成19年作。『春霙』所収。