極月は師走の傍題で、陰暦の12月の異称だが、陽暦の12月にも使われる。新年の準備やクリスマス・忘年会などを挟みつつ、過ぎようとしているこの一年をひとり振り返る月でもある。
掲句は年の暮が迫ってくるころ、吾野の山道を辿りながらの一句。杉などの暗い針葉樹を抜けると明るい落葉の道に出た。しんしんと音の絶えた山道では誰とも会わなかった。平成28年作。
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