鳥兜山の夕冷えうしろより

鳥兜(とりかぶと)は寒さに強く、関東以南では標高1000メートル以上の高地に分布する。9月頃、茎の中ほどから頂端へ向かって青紫の花を咲きのぼらせる。

長野の野辺山高原での作品。標高1400メートルほどのその辺りは、木々もカラマツやミズナラ、シラカバ、モミなど、平地とは異なる植生が見られた。秋の半ば頃だったが、日暮れともなると早くも冬の足音が聞こえてきそうな冷え冷えとした山気に包まれた。平成20年作。『春霙』所収。

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