バッタ目バッタ科に属する昆虫の総称で、熱帯・温帯の草原や砂漠地帯に広く分布。漢字では「螇蚸」、「飛蝗」などと表記する。後脚が大きく発達していて、後脚で体長の数十倍もの距離をジャンプでき、また、翅を広げて空中を飛ぶこともできる。ハタハタやキチキチは、飛ぶときの翅の音からつけられた俗称。殿様バッタや精霊バッタなど種類が多い。

南米原産のナス科ホオズキ属の多年草。古くから日本に渡来し主に薬として利用されてきたが、現代では切り花、鉢物、食用として栽培されている。お盆に仏花として飾られることも多い。6月頃淡黄色の目立たない花をつけた後、萼が発達して大きくなり、実を包み込むように袋状になる。萼は、はじめは緑色だが初秋には美しい赤色になる。「鬼灯の花」や赤く熟する前の「青鬼灯」は夏の季語。

樟若葉は、諸々の木々の若葉の中でも、初夏の頃神社や公園で目を惹くものの一つだ。盛り上がる雲のような樹形がてらてらした新葉に覆われる様は、季節の生命力を思わせる。
掲句は2歳になる初孫の男の子を詠んだもの。孫の句は甘くなりがちで難しいとよく言われるので、「孫」と言わずに、「嬰(やや)」と一般的な表現にした。笑顔、悪戯をしている顔、泣きべそをかいている顔、叱られてしょげている顔、別れるときの寂しそうな顔と、家に遊びに来るたびに表情が豊かになってきた。令和5年作。