大暑は二十四節気の一つで、新暦の7月23日頃にあたる。いよいよ暑さの厳しい盛夏の時節となる。大暑の「大」の一字には、人間を圧倒するような自然の威力を感じる。
掲句は、山中の水辺に佇んでいて、ふと傍らの棕櫚に目を止めてできた作品。棕櫚が、新葉の下に枯れ色をした古葉を、蓑のようにぶ厚くだらりと垂らしていた。いかにも暑苦しい印象で、棕櫚もこの暑さに耐えて、黙って立っているように思えた。平成30年作。
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