百合は、ユリ科の多年生球根草で6~8月頃開花する。固有種の山百合、鉄砲百合などのほか、大陸から渡来した鬼百合など、日本に自生する百合は数多い。その中でも私は特に、山百合の野生と気品を併せ持つような趣に惹かれる。
掲句は、開花した山百合の雌蕊がとろりとした雫をつけて鈍くひかっているのを眺めていての作品。花の中央にある雌蕊は、いつ来ても生々しく濡れていて、動物めいた逞しさを感じた。平成22年作。
百合は、ユリ科の多年生球根草で6~8月頃開花する。固有種の山百合、鉄砲百合などのほか、大陸から渡来した鬼百合など、日本に自生する百合は数多い。その中でも私は特に、山百合の野生と気品を併せ持つような趣に惹かれる。
掲句は、開花した山百合の雌蕊がとろりとした雫をつけて鈍くひかっているのを眺めていての作品。花の中央にある雌蕊は、いつ来ても生々しく濡れていて、動物めいた逞しさを感じた。平成22年作。
学校の「夏休み」は、地域による違いはあるが、関東近辺では7月下旬から8月いっぱい。会社でも、夏季休暇として、特別の休暇を認めているところは多い。特に子供にとっては、夏休みを迎える解放感には、格別のものがあるだろう。
掲句は、町中で見掛けた情景をそのまま句にしたもの。母親が、兄弟らしき2人の子と手をつないで歩いていた。学校が夏休みに入る時期になると、戸外で見掛ける子供の数が急に増えるような気がする。親たちも、子供たちと一緒になって夏の解放感を楽しんでいるのだろう。
中国原産のキンポウゲ科の蔓性植物。蔓が鉄線のようなのでこの名がある。5、6月頃、白や青紫、紫などの花を咲かせる。日本原産の「風車の花」は花弁状の萼片が8枚なのに対して、「鉄線花」は6枚という違いがある。 この2品種とヨーロッパ原産の品種の交配によって、クレマチスと呼ばれる様々な園芸品種が作られている。
下の写真はクレマチス。

松の新芽のこと。晩春の頃、松は、枝先に蠟燭のような新芽を幾本も直立させる。「若緑」「緑立つ」ともいう。若々しく、季節の勢いを感じさせる情景だが、庭園などでは、松を弱らせないために、庭師が新芽の伸び過ぎたのを適度に摘み取る。松の芯が伸びると、やがてそこに花をつける。

初夏になって、落葉樹も常緑樹も、みずみずしい新葉で覆われる。木によって緑の色合いや姿が異なるので、樫若葉、楠若葉など木の名前によって区別して用いる場合があり、「椎若葉」もその一つ。山野や庭園の木々の中にあって、「椎若葉」の盛り上がるような艶と明るさはひと際目を引く。初夏という季節のもつ生命力を思わせる。
下の写真は、とある公園のマテバシイの若葉と落葉。

