源(木曽)義仲の忌日は陰暦1月20日。陽暦では2月半ば~下旬に当たる。寿永3年1月、源範頼・義経の率いる鎌倉軍との宇治川の戦に敗れ、近江国粟津で討ち死にした。
掲句は、手に持っていた傘で、池の浮氷を突くという散歩途中のさり気ない自分の動作を思い返していてできた作品。「義仲忌」と取り合わせたことで、少年に戻ったような私の他愛のない動作も、句の素材になり得たのだろう。なお、義仲に関しては、松尾芭蕉がその悲運の生涯に思いを寄せていたことが、思い起こされる。『春霙』所収。平成20年作。
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